Young Investigator Fund Best Paper Award:

 2005年度より,Young Investigator Fund」に基づくBest Paper Awardが制定されました. 本賞は機械と機構に関する工学全般の分野の新進の研究者および技術者の研究成果を顕彰 するとともに,その努力に報い,さらに学術研究の意欲を高揚させることを目的としたもので, 本会シンポジウムにおける講演論文の若手著者に対して贈賞します.
 受賞者については本会フェローで構成される審査委員会による講演論文の事前審査に基づき, 3名(優位差が付けがたい論文が多い場合は最大5名)のFinalistを選出し,さらに発表の優秀性を評価し,Best Paper Award1名を選出します.

 The 5th Jc-IFToMM International Symposium(第28回日本IFToMM会議シンポジウム)の受賞者は下記のとおりです.


Best Paper Award
東京大学 Haitao Wang君
A concept of 3D super multi DOF robot arm based on electrostatic layer jamming
Finalist 東京工業大学 Ryosuke Hakamata君
Dynamic modeling and parameter identification of an elastic rod for analyzing real fly-fishing
Finalist Politecnico di Torino, Giovanni Colucci君
A preliminary synthesis of a light and compact wearable cable-driven parallel robot for wrist joint rehabilitation

Best paper award 2021
写真:2022年シンポジウムでの近野審査委員長による説明,および受賞者の記念撮影



過去の受賞者は以下の通りです.

 2021年度第27回シンポジウム / The 4th International Jc-IFToMM Symposium:

Best Paper Award
東京工業大学 諏訪 泰貴君
円筒形バリアブルレシオ歯車の設計
Finalist 京都大学 Siying Long君
アクティブオムニホイールを用いた移動装置の駆動特性
Finalist Tokyo Institute of Technology, Mr. Takahiro Aruga
Kinematic Analysis of Spatial Closed-Loop Link Mechanisms Based on Spatial 3-link Prime Structures

 2020年度第26回シンポジウム / The Third International Jc-IFToMM Symposium in conjunction with the Twenty-sixth Jc-IFToMM Symposium on Theory of Machines and Mechanisms:

Best Paper Award
東京大学 櫻井彬光君
高速でインタラクティブな筋骨格情報の描画法とスポーツトレーニングに向けたVR実装
Finalist Ms. Yue HU, Tokyo University of Agriculture and Technology, Japan
Active Physical Human-robot Interaction: an Experiment towards Quantifying Human Interactions
Finalist Mr. Luige TAGLIAVINI, Politecnico di Torino, Italy
Motion Planning Strategies for Omnidirectional Mobile Robots

 2019年度第25回シンポジウム / The Second International Jc-IFToMM Symposium in conjunction with the Twenty-fifth Jc-IFToMM Symposium on Theory of Machines and Mechanisms:

Best Paper Award
Mr. Tatsuya Yamamoto, Tokyo Institute of Technology, Japan
Automated Kinematic Analysis of Planar Link Mechanisms
Finalist Mr. Andrea Botta, Politechnico di Torino, Italy
Low-cost Localization for Mobile Robot with Fiducial Marker
Finalist 工学院大学 後藤彗太君
同心球モデルによる3次元群知能
Finalist 東京農工大学 山口誠司君,
人間とロボットの相互作用における感情知能の制御器開発
Finalist Mr. Ying-Chi Liu, Tokyo Institute of Technology, Japan
Kineto-static Analysis of a Wrist Rehabilitation Robot with Compliant Element and Supplementary Passive Joints to Compensate the Joint Misalignment

 2018年度第24回シンポジウム:

Best Paper Award
東京大学大学院 康天毅君
油圧駆動ヒューマノイドロボットHydraの全身運動制御性の評価
Finalist Tokyo Institute of Technology, Xinghai LIANG君
A General Iterative Method for Inverse Kinematics of 3-Limb Parallel Mechanism with 3 DOF Based on Kinematically Equivalent Mechanism
Finalist National Taiwan University of Science and Technology, Chih-Ching HSIEH君
A 7R Linkage for Ankle Rehabilitation: Kinematics and Force Analyses

 2017年度第23回シンポジウム:

Best Paper Award
東京工業大学大学院 安井大貴君
袋状構造を利用した柔軟アクチュエータの開発
Finalist Univ. of Cassino and Southern Latium, Matteo RUSSO君
Jacobian Analysis of a 3-UPR Parallel Manipulator for a Robotic Leg Application
Finalist 早稲田大学大学院 尾原睦月君
骨盤運動に着目した2足走行ロボットの開発(第15報:関節角度を用いた走行速度の推定)
Finalist 東京工業大学大学院 Alexander SZIGETI君
Design and Analysis of an Improved Jansen Leg Mechanism Capable of Passively Adapting to Obstacles
Finalist 早稲田大学大学院 田中克明君
小型移動ロボットの跳躍機能の効率化に向けた円筒カム形状の検討

 2016年度第22回シンポジウム:

Best Paper Award
東京工業大学大学院 松尾博史君
空間6R機構によるORIGAMI SPRINGの挙動解析 - 運動領域解析 -
Finalist 東京大学大学院 根本健君
傾斜面における熱歩行機構の歩容
Finalist 工学院大学大学院 石井洵矢君
患者ロボットの眼球動作

 2015年度第21回シンポジウム:

Best Paper Award
早稲田大学大学院 大谷拓也君
骨盤運動に着目した2足走行ロボットの開発
(第9報:人間の脚弾性を模擬した下半身ロボットによる矢状面における片脚走行の実現)
Finalist 東京工業大学大学院 青木仁志君
磁極位置決め機構を有する3次元磁気テザーシステムの設計・試作と発生力の測定
Finalist 東京工業大学大学院 有田圭佑君
複数管路の同時制御を行う小型大流量機械式弁とその動作実験
Finalist 東京工業大学大学院 水野雄介君
遊星歯車装置の振動計測結果におけるかみあい周波数成分の側帯波の特徴

 2014年度第20回シンポジウム:

Best Paper Award
東京工業大学大学院 川澄 翔平君
スプリングバックとダイス間隙を考慮したパラレルメカニズムによる高精度パイプ曲げ
Finalist 東京大学大学院 内山 瑛美子君
身体運動と脳波の正準相関分析による特徴抽出に関する研究
Finalist 早稲田大学大学院 大谷 拓也君
骨盤運動に着目した2足走行ロボットの開発
(第5報:人間の骨盤動揺と多関節脚の関節弾性を模擬した跳躍ロボット)

 2013年度第19回シンポジウム:

Best Paper Award
東京大学大学院 Donghyun HWANG君
A Cycloidal Motor Using Shape Memory Alloy Wires
Finalist 元東京大学大学院 廣松 航平君
全方位ポイントクラウドによる道路情報と運転情報をつなぐ線形回帰運転者行動モデル
Finalist 東京工業大学大学院 アドディン・パヴェル君
可変剛性機構を用いた任意物体との接触における作用力の測定
Finalist 東京工業大学大学院 竹田 裕史君
非円形歯車を用いた跳躍ロボットのための速比最適設計とロボットの誤差に対する性能の評価

 2012年度第18回シンポジウム:

Best Paper Award
東京工業大学 松浦 大輔君
三次元磁気テザーと三自由度弾性ステージを有する非接触微粒子マニピュレーションシステム
Finalist 富山県立大学 鷲塚 祐希君
動物の筋配列の機能的特性を有する四脚ロボットの機構
Finalist 東京工業大学 萱島 駿君
強調運動提示による胸骨圧迫の運動教示と評価

 2011年度第17回シンポジウム:

Best Paper Award
ものつくり大学大学院 谷口守孝君
変形機構を備えた玩具の設計および試作
Finalist 東京工業大学大学院 米本慶治君
弾性ジョイントを用いた大作業領域パラレルロボットの開発
Finalist 東京大学大学院 金山史彰君
回転形変圧器による静電モータの駆動に関する研究

 2010年度第16回シンポジウム:

Best Paper Award
東京工業大学 山本 江君
交差流の時間・空間周波数を利用した歩行者制御
Finalist 東京工業大学大学院 岡村 潤君
誤差の検出・補償機能を有する2自由度回転パラレルメカニズムの総合
Finalist 工学院大学 飯田真澄君
群知能ロボットの研究 - 飛行船ロボットと地上移動ロボットによる群行動 -

 2009年度第15回シンポジウム:

Best Paper Award
東京工業大学大学院 松田聡一郎君
誤差補償装置を搭載した3-URU形3自由度回転パラレルメカニズムの開発
Finalist 東京電機大学大学院 藤本光太郎君
二関節筋型アクチュエータを搭載した二足歩行ロボットの安定性の研究
Finalist 東京工業大学大学院 武石 純君
閉リンク系の静力学による機構総合と衝撃吸収のための脚機構設計
Finalist 工学院大学 赤羽陽介君
低侵襲脳外科手術における空間確保
- 操作性を考慮したマスタ系の開発 -

 2008年度第14回シンポジウム:

Best Paper Award
電気通信大学 多田隈建二郎君
円形断面により横方向移動を実現するクローラユニットの開発
~球状全方向車輪"Omni-Ball"の発展型機構として~
Finalist 東京電機大学大学院 吉村忠史君
バイラテラルサーボを用いたリハビリテーションハンドの研究
Finalist 東京工業大学大学院 大﨑幹生君
単一トロカール組立による腹腔内組立式圧排ハンドのための駆動機構

 2007年度第13回シンポジウム:

Best Paper Award
防衛大学校 大山寛人君
モード別開ループ伝達関数によるモード減衰比推定方法
Finalist 東京電機大学 坂井俊哉君
腹腔鏡手術トレーニングシステム及び手術支援ロボットへの応用
Finalist 東京大学 李盛温君
小動物生体細胞観察のための蛍光顕微鏡画像安定化

 2006年度第12回シンポジウム:

Best Paper Award
(株)東芝研究開発センター 横田泰宏君
万年時計の機構解明
Finalist The University of Tokyo Gentiane VENTURE君
Passive Stiffness Estimation of Human Joints and its Medical Applications Based on Musculoskeletal Dynamics Model and Motion-Capturing
Finalist 東京工業大学大学院 滝 康嘉君
冗長シリアルマニピュレータの運動空間分解制御

 2005年度第11回シンポジウム:

Best Paper Award
東京工業大学大学院 高木 健君
負荷感応無段変速機を用いた100g・100N指の開発
Finalist 電気通信大学大学院 荒木拓真君
2次元荷重分布中心位置検出触覚センサによる2足歩行ロボットのZMP検出
Finalist 東京大学大学院 圓戸辰郎君
球面ゴムタイヤを用いた全方向移動機構